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本日はゴールデンウィーク中に鍵の解錠依頼を多く頂きましたのでいくつか紹介していきたいとおもいます。
毎年ゴールデンウィークや夏休みなどの期間は、外出時や出先などで鍵を紛失される方がいらっしゃるので解錠依頼が増加する傾向があります。ただし、去年、今年に限っては緊急事態宣言、新型コロナの影響もあり微増といった程度、特に旅行カバン、スーツケースの解錠依頼は例年必ず多くいただいていたのですが今年のGWはごくわずかでした。
やはり多くの皆さんは不要な外出を控えて、旅行なども謹んでいるのではと鍵の作業のかたわら感じております。
さて1件目の解錠依頼、中野区の一般的な賃貸アパートのドアノブタイプの錠前でしたが、お仕事の都合で「急ぎ開錠してほしい」とのご依頼で急遽のお伺い。
ドアノブタイプにも防犯性能の高い鍵が採用されていたりするものがあったりと様々で、それによって開錠方法や作業時間もかわってきますので早く開錠できてなによりでした。
2件目は新宿区の公営団地の玄関ドアの解錠依頼です。
出先で鍵を失くし、困り果ててお電話していただいたとのこと。
直ぐに伺ってみると鍵にはピッキング対応のu9シリンダーが使われており、そのような場合にはドアスコープやドアの隙間からトライするのですが、こちらのケースは下記写真のとおりドア中央にはドアスコープではなく溶接された小さなガラス窓、ドアの隙間もほとんどない状態、なんとか破錠でなく開けましょうということで試行錯誤すること30分以上要したでしょうか、解錠方法は防犯上詳しく記載できませんがなんとか開錠に成功、ご高齢のご依頼者様をお待たせして申し訳ないと共に無事解錠して安堵した案件となりました。
3件目はやはり鍵の紛失による世田谷区の賃貸マンションにお住まいの方よりの深夜の解錠のご依頼。
「オートロックでエントランスから入れないんです。」ということでエントランスと玄関ドアの2ヶ所の鍵開けが予想されました。
エントランスの鍵に関しては少々複雑で後で説明しますが手間取ることもあって少し気をもみながらお伺い。
拝見すると古いMIWAのディスクシリンダーが使われており、管理会社にも連絡済みとのことで直ぐに解錠、玄関ドアもあわせて無事終了となりました。
エントランスのオートロックの説明なのですが、ひとくちにエントランスのオートロックといっても鍵タイプのほか、暗証番号認証やカードキーのものなど多種多様で、鍵タイプでも防犯性能の高い鍵が採用されていたりするとシリンダー部分からの開錠が困難だったりすることもあり広く想定しなければなりません。
また賃貸マンションなどではエントランスは共有部分となりますので許可をいただいてからの作業となることも少なくありません。
ここらへんの開錠の許可取りに時間を要したり、うまく事がはこばなかったりということも考えられます。
以前のケースでは夜間になんとか管理会社に電話で許可をとり、さぁ解錠作業に入り始めようとした瞬間、別の入居者さんがふらっとご帰宅されあっさりとエントランスドアがオープン!拍子抜けするなんてこともありました。
もちろん心配には及びませんです。その時の料金はいただいておりません。なんせ開けたのはロックマンではなく別の入居者さんですから!!
賃貸物件でオートロックのエントランスが採用されていらっしゃる方はこの記事で少し参考にしていただければ幸いです。
ご用命ありがとうございました。
ロックマン