トイレの鍵に内蔵された機器が開け閉めを検知することで、個室の利用状況をリアルタイムで確認できるようにするシステムで、年間240万人が訪れる京都の二条城で採用されているようです。
トイレの混み具合を、利用者がスマートフォンで調べられるようにと開発され、現在、実証実験中。
このシステムが街中に普及したら、サッとチェックして空いているトイレに向かって一直線。
『やばい!」という事態に近くのトイレに駆け込んでみたら全て使用中で愕然!いうことがなくなりますよね、トイレのちかい人にとっては画期的で、ぜひ普及してほしいものです。
しかも、鍵のスライド操作の時に少ない電力を発電してそれを管理システムに発信するという形で、個室の開け閉め操作が電気になってるんだそうです。
操作も鍵のスライドが生み出す電力で動かすため、配線も電池もいらないということでとてもエコです。
さらに混雑だけでなく、人の命を救う可能性も秘めているといいます。
トイレが施錠してからの時間も管理ができているので、20分、30分と長く利用しているということであれば、もしかしたら中で利用者が倒れているのではないかと、緊急の際にすばやく対応できます。
病院などの施設に最適なのではないでしょうか。
生体認証の進化とこれからの鍵
ここ数年、日進月歩で進化している鍵と錠、玄関の鍵なんかでも体内にマイクロチップを埋め込み、手をかざして施錠するような場面を、この前TVで放映されていました。
個人情報を入れたマイクロチップなので鍵だけでなく、クレジットカードやスイカなどのICカードにも利用できて、紛失や盗難の心配どころか手ぶらで買い物に出かけられるようです。
指紋錠や顔認識、声紋認識、網膜などの生体認証の上をいくシステムで正直驚きました。
防犯、セキュリティという側面からは大変すばらしい進化で、近い将来、物理的な鍵というものは必要なくなるのかも知れませんね、鍵屋ロックマンとしては少々複雑ではありますが。