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ご近所様が空き巣などが不安で防犯面から鍵を強化したいとのこと。
戸建の玄関と勝手口の確認にお伺い致しました。
まずは表玄関のドアになります。現在使用されているものは古いサムラッチ錠でしたが、こちらを交換すると結構な費用となりますので、1ドア2ロックということで、ドア自体の強化も兼ね補助錠の設置をおこなわさせていただきました。こちらのドアの側面には、戸建の玄関ドアなどによく見かける明かり取りの窓ガラスが組み込まれています。
こちら、防犯ガラスとは違う、網入りの防火ガラスのようでしたので、念のため防犯フィルムなどの提案も致します。
防犯ガラスとは窓やサッシの硝子を割って侵入される事を防ぐため、2枚のガラスの間に厚い中間膜や特殊なポリカーボネート板を挟み込んだ、あわせガラスの事でガラス破りなどに効果が絶大です。
防火ガラスとは遮炎性能や遮熱性能に優れた硝子で、なかでも金網を封じ込んだ網入りのものは火災時などに硝子が破損しても破片が散乱しにくい構造になっています。
実は、この網入りの防火ガラスを防犯ガラスだと勘違いされていらっしゃる方が多くいらっしゃるようです。しかしながら防火ガラスはあくまで火災時の対策のもの、防犯的には網入りの防火ガラス特有の、破片を散乱させない構造が、かえって空き巣にとって好都合であり懸念材料にもなってしまいます。
防犯ガラスの設置にはわりと高額な費用がかかってしまうため、ロックマンでは、安価ながら十分な効果を得られる防犯フィルムの設置を必要な場合に限り提案させていただいています。
施工前 施工後
さて勝手口も拝見すると数分で解錠されてしまいそうな古いインテグラル錠(ドアノブタイプ)が付いていましたので、こちらも
防犯性の高いディンプルキー採用のタイプに交換していきます。
ひとまずはこれで少しは安心いただけたのではないでしょうか。
地域の防犯に貢献したいと常々感じておりますのでご依頼誠に有難うございました。
ロックマン